「数学＋α個別指導　EXcience」公式サイトにようこそ。代表の内山啓と申します。
まずもって、当塾に興味を持って下さったことに対し、心より御礼申し上げます。

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今は別の仕事もしていますが、若い頃は寝食を忘れて教育業にのめり込んでいた時期がありました。
それを支えていたのは、「いつかカリスマ講師として名を売り、大勢の若者の前で人生に影響を与えるような講義をやるんだ!」という野心です。
ここ数年テレビに出突っ張りの某H先生のような路線ですね。

今でもその気持ちが全くなくなったわけじゃないんですけど・・・。
教育という観点から見た場合、集団授業だったり、今流行りの衛星授業とかよりも、やはり生徒さん1人1人の個性と向き合って指導する方が遙かに効果的でして、そうすることによって「不可能を可能にする」という、個別指導ならではの面白さが出てきます。
「この塾で学んだからこそ、何々ができた!」という成功体験を得てもらうということです。

成功体験って大事でして・・・。
私なんかは18歳で京都大学に合格して以来、30代前半くらいまで何をやっても負け続けでしたが、そんな昔の成功体験であっても、苦しい時に「こん畜生、負けてたまるか!」と、歯を食いしばって努力するパワーの源となるんです。
中には成功体験ゆえに慢心してダメになる人もいますけど、そういう人は成功とか失敗とかにかかわらず早晩ダメになる人でしょう。

そこで思うのが、ある意味一番「お手軽」に成功体験を得られるのは、学校の入試ではないか、ということです。

田舎だとまた別ですが、このあたりの都会だと、偏差値1ごとに学校が細かくランク付けされていますよね。
偏差値で学校をランク付けすること自体に批判的な人もいますが、「頑張りに比例して階段を昇るように上に行ける、努力が報われる」という意味では悪いシステムではないと、私は思います。
階段を1つでも上がれれば、それが成功体験になるんですから。

同じ勉強でも、大人になると大変です。
私もいろいろ資格試験を受けましたが、ボーダーラインの真上と真下の人で何が違うとも思えないのに、結果は残酷なほど違う。
階段じゃなくて断崖絶壁なんですね。
そこそこ食べていける資格だと、みんな血眼になって合格を目指します。
はっきり言って学校の入試（医学部を除く）の比じゃないです。
そういう世界で成功体験を得るのは至難の業ですよ・・・。

じゃあ仕事で成功すればいいかというと、例えば会社なら、上司の評価みたいなあやふやなものに依存するところが大きい。
一方、私みたいな自営業だと努力よりも時の運だとか、人との巡り合わせだとか、自分ではどうしようもない要素の占める割合がはるかに高いので、もっと大変です。

要するに、大人になってからは何をやるにしても圧倒的に負ける確率の方が高いってことですね(苦笑)。
だから成功体験を人生の早い段階で得ておくことが絶対に必要でして、その最も身近な機会が学校の入試というわけです。

そうはいっても、入試とか受験のための勉強ってのは決して楽しいことばかりではないです。
それこそ先ほどの某H先生クラスのカリスマが教えれば別なのかも知れませんが(笑)、どれだけ教える側が手を変え品を変え工夫したところで、楽しくならない部分はどうしても存在します。

では私はどうしたいかというと、「楽しく」ではなく、「楽に」してあげることです。
よくありがちな、1日10何時間勉強しろという根性論を押しつけるのではなく、とことん科学的・合理的にやることと、能力を最大限に引き出すことに徹したいと思っています。
そうした指導が曲がりなりにも可能なのが数学だけなので、あまり手を広げずにやらせて頂きます。

具体的には、「この単元はしっかり理解しておいた方が今は大変だけど後々楽になる」とか、「ここは理屈では割り切れないから丸暗記するのが手っ取り早い」とか、生徒さんの能力や適性も加味しつつ細かくアドバイスする。
結果が同じなら勉強時間は短ければ短いほどいいわけで、そうやってセーブした時間はさらに上を目指すために使うのもよし、人間の幅を広げるもよし。
そういうチャレンジも、積極的に応援していきたいと思っています。

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地域の皆様、どうかよろしくお願い申し上げます。